研修のすすめ

このページでは、管理人が利用した「大学院修学休業制度」について紹介し、現職教員の先生方に大学院への進学の一助になることを目指すページです。私がこの制度を利用したのも7年ほど前ですが、在職していた公共団体で利用した職員もほとんどおらず、さまざまな不安なことがありました。経験してみれば、あっという間の2年間でしたが、許可申請・大学院選び・指導教官とのコンタクト・受験・休職・2年間の学習・学生生活・修論・復職…などなど、様々な場面で戸惑う事も多かったような気がしています。一利用者の視点で、何をしておくべきなのかなどをまとめておきたいと思います。(順次、更新予定です)

受験から大学院、復職まで

見出し 大まかな内容
受験数年前から お金の準備(2年間無休になるので、蓄えは必要
      特に社会保険料も聴取されるので注意)
受験2年くらい前から 勉強したい分野を調べて、受験したい大学院も考えよう
受験1年ほど前 受験したい大学院の先生とコンタクトをとる
受験1年ほど前 管理職には相談が必要(所属県は、受験一ヶ月前までに許可を得なくてはいけなかった。このあたりは、都道府県によってことなるため、早めに真性の準備をしましょう)
受験 社会人入試の場合は、研究計画書や業績をしっかりと準備する必要あり
進学 大学院に進学します…人によっては、引っ越しが必要になる(私は岐阜から茨城に進学したので、引っ越しと引き継ぎは大変でした。)
大学生活 久々の大学生活は…。社会人と学生との二足のわらじは??
1年を終えて 報告書を何回か所属先に提出しなくてはなりません。教頭先生とはこまめにコンタクトをとりましょう
2年の学生生活 1年と違って授業のコマ数が減ります。その分、何をするのか?得がたい経験をするために、積極的に指導教官とコンタクトをとりましょう。(私は岐阜では参加できないような会議に何回かオブザーバー参加させてもらい、得がたい経験をしました)
修士論文に向けて 論文を書くって大変…
口頭試問 論文について聞かれます
復職 大学院にいって戻ってきたら…
 

ざっと書き出すとこんな感じです。書類関係や手続き的なところを中心に下記ながら、大学生活の紹介などをしたいと思います。大学院生活で、現場で思っていた不満や愚痴を、問題意識として研究できるようになったことは、本当にありがたい経験だったと思っています。